カラーイラとしては“桃源郷”以来，ほぼ半年ぶりのラム・オンリーですが，
前のもそうであったように「絵の外」にはあたるがいます。
何か，もう私の中では（“でも”が正しいかも！）ラムとあたるは一心同体，一蓮托生で，
切り離して考えることは不可能と言っていい状態ですね。

このイラの場合，「登校時間になっても準備に手間取っていたあたるを
（寝坊が過ぎたことは想像に難くない^^;），
少し前に家を出たラムが外で待っていた」という
至極ありふれたシチュエーションで作り始めたんですが，
これが“苦し楽し”んですよね〜。
“苦しい”のは，思うように筆の動きが自分のイメージに近づけないからですが，
日常の自然な光景の中にキュンと来る場面があって，
そこに“立ち会えている”感覚から生まれる幸福感♪
…この気持ち，イラや小説を作られる方には共感していただけるのではないかと思います。

蛇足ながら，背景は拙宅のブロック塀です。
実物はもっとくすんでますが，フィルタで誤魔化しました(^^;)
そのまんまだと「掃き溜めに鶴」になっちゃいます…