ひざまくら “未来編”・(3/3ページ)

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ラムと真優香が,普段どんな雰囲気の母娘なのかを掘り下げると共に,
あたると真優香の父娘間を,「元気の素は?」以来“まともに”描いてみました(笑)
(何と言っても,小豆庵「ねぼけまなこ」のそれは,“異例”ですから^^;)
今回の作中における3人については,もうあれこれと申すつもりはありません。
当方が心に描いている未来編の“断片”である,この一つの情景をご覧いただき,
あれこれと想像(妄想:笑)を巡らせていたく方がいいかと思いました。

ただ,一言だけ付け加えておくとすれば,本作中のあたるも,
「ねぼけ〜」や「潔白の証明」中のあたるも,当方にとっては“同一人物”です。
言い換えると,当方の未来編は,パラレルな世界としては広がってはおらず,
時間軸の前後を行ったり来たりするものの,一つの繋がった世界なのです。
拙作の絵それ自体よりも,当方の考える“あたラム観”について,
ご覧いただけた皆様がどのように感じ,お考えになるのか…
その辺りの声をお聞かせいただけるのでしたれば,しがない“日曜まんが家”としては,
これ以上ないエネルギーを頂戴できることになります  
(つくづく,高飛車な物言いで申し訳ありません<(_ _)>

なお,本作の1ページ目は,絵本作家いもとようこさんが編者をされた,
子どもたちの詩集「おもいだしてごらん」(サンリオ・1988年初版)中の一編が元ネタです。
母であるラムを想う真優香の心に,ピッタリとハマっていたので…(*^^*;)