雨上がりの風景
雨上がり 朝の路  小鳥が歌う
雨雫(あましずく)  街路樹を 優しく伝う
水たまり  雨水の 微かな息づかい

こんな日は こんな日は
いいことが きっと…
虹
雨上がり 昼下がり  雲が切れる
陽の光  街並みを 包んで照らす
いつの間に 虹の橋  空に心に

帰り道 帰り道
遠回り 少し…
「あ!ダーリン,虹だっちゃ♪」「ん?…ほぅ」 雨上がり 夜の街  万華鏡
交差点  宝石を ちりばめて

ひんやりと 吹く風が 頬に口付け
おやすみの おやすみの
あいさつに そっと…
 
鬱陶しい梅雨の合間。数時間でも雨が上がると,
『何か,いいことあるかも…』と考えるのは,私だけでしょうか?^^;

実はこの詩,学生時代に作った曲の歌詞でして,アイデア自体は
バス通学をしていた高校時代にまで遡ります(いつの頃やら…)。
家への帰り,交差点の傍にあったバス停からの雨上がり眺めに,
どこかしら心ときめかせるものを感じていました。

そのイメージを膨らませて,朝や昼下がりの情景も加えた上で
一つの歌にしたものなのですが,当時は染まっていなかった
うる星の世界に,今こうやってどっぷり浸かっていると,
この歌詞,あたるとラムの“普段よりは少し静かな”日常に
どことなくマッチしてると感じるのですが,いかがでしょう…?

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