第32期TOP絵(+同期拍手絵)


5月ということで,今回は作品展を楽しみにしていた
いわさきちひろの世界を思いっ切り意識して,
“母と子の母の日”という方向でまとめてみました☆
   作品展に行く前に仕上げていて正解でした。
後では,とてもじゃないけど手を出せなくなっていたことでしょう(>▽<)


TOP絵のラムさんと真優香は,自分好みな雰囲気が
ストレート過ぎるくらい(?)出せて,当方自身和んでました(*^^*)
「う〜む。母の日が毎月あるんなら,いいんだけどなぁ…」と,
できることなら次の絵に替えたくなかったくらいで(笑)

今までにも“オリジナル時間”で幾度か,テンを抱くラムちゃんを
描いていますが,そのどれもが今となって考えてみると
オリジナルからは離れた感じが先に立つ「聖母子風」。
ラファエロの聖母子も好きなことが,良くも悪くも顔を出してました(^^;)
ここでのラムさんが,“普段着”の彼女に一番近く描くことが出来て
(あくまで,自分の中で思い浮かべる範囲内ですけれど),
その点からも大いに得心できた仕上がりになりました♪



この拍手絵で,拙作未来編では初めてのあたる母さん。
やはり拙作のAMIBに登場してもらってから,
以前よりずっと強く存在感を意識するようになりました(^^)

家庭内&ご町内ギャグの側面が強かった原作初期に
大活躍したことは勿論,連載化されて出番が少なくなってからも,
顔を見せれば「この親あればこその息子」を印象付ける
小市民っぷりと肝の据わり具合が何とも絶妙で素敵でした♪

「オリジナルから10年ほど後で,どうなってるのか…?」
白髪と頬の周りくらいしか思い付かず,そんなに変わってませんが,
今日日の女性,生き方次第でそんなに老け込むことは
ないでしょうから,まぁ,いいか☆とも(笑)
彼女も素敵な歳の重ね方をしている…そう願って。

拙作未来編での“親子漫才”を実現出来たのが嬉しかったり,
面白可笑しいけれど我が身にはちょっとほろ苦かったり…(-ヮ-)
カーネーションを差し出すあたるは,そんな当方とは
また違うことをあれこれと思っていることでしょう。^^;


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