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2024年のサイト再開後、同年の10/19〜10/20のオンラインイベントに サイト展示で参加した折に更新したTOP絵です。 当サイトでは珍しく、入口とメインTOPで別々の絵(元は同じですが^^;)を置きました。 描いた時の気持ちについては10/19付けの日記に記したので、ここでは省きますが イベントに向けて仕上げたまんがとともに、 いろいろな「ありがとう」を込めて描いたことは忘れずにおきたいと思います。 |
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2枚目のイモちゃんを、あたるたちと同じ割合で縮小したものが下になります。 これでも判りにくくなっていますが、羽根以外の主線は黒から別の色に置き換えています。 羽根の模様は、黄色の下地を複製したレイヤーを黒に近いグレーに置き換えた後、 グレー側を消しゴムで削る方法で作りました。 色のところは、下地とグレーの間に挟んだレイヤーに着けるという 「スクラッチ絵」に近いやり方を取っています。 今回イモちゃんの色を確かめようとしたところ、 留美子先生の着色原稿を集めたコミックスは2色カラーだし、 Kitty版アニメは青背景に白のみで色トレス表現されてるしで、 結局、羽根はアゲハチョウを参考に、 それ以外は想像で色を決めることに(T-T) |
![]() そういえば、Kitty版アニメでイモちゃんを目にした時は 「何で白1色の色トレス、しかも止め絵なんだ?」と 疑問と憤慨が混じり合った気持ちになった記憶が。 (色トレスは神秘性を出すためだろうと推測しましたが) 今回自分で仕上げてみて、漸く当時のアニメスタッフさんたちの苦心に気付きました。 制作時は、3Dモデル作ってトゥーンレンダリングする手法なぞ存在しない、 作画・動画は完全手描き作業だけ。 彩色もアクリル絵の具をセルに手塗りしていた、そんな80年代前半。 そんな当時、普通に色を着けてイモちゃんを動かすことしたら、 時間と金、そして彩色さんの命が溶けてしまうことは確実だったでしょう……(-▽-;) ≪ もどる |